MENU

内向型で仕事ができないと思っていた私が、向いている働き方に出会うまで

こんにちは、デザイナーとして活動している内向型HSPのマイです^^

内向型で、人付き合いが苦手。
子育てしながら会社勤めをしていた頃、人とのやり取りに気を使いすぎて、毎日消耗していました。

「ミスしちゃいけない」
「周りにどう思われてるんだろう…」
「みんな普通にできているのに、どうして私はこんなに辛いの?」

この記事では、そんな風に悩んでばかりのワーママだった私が「仕事ができない」と思っていた理由と、それをどう乗り越えてきたかをお話します。
もしあなたも、同じように悩んでいたら、少しでもヒントになれば嬉しいです。

目次

「仕事ができない」と感じていた頃のわたし

私はいわゆる「内向型HSP」で、初対面の人と話すのも、大勢が参加する会議で発言するのも苦手でした。

不意に廊下であった同僚と、何気ない浅い雑談を交わす…というのもヘタで…。
(遠くの方にいるのを見かけたら、いつも目が合わないように顔を伏せ、気付いてないフリをして通りすぎていました…)

自分以外のみんなは会議も飲み会もそつなくこなしているように見える。

なのに、「なんで自分だけうまくできないんだろう」と、劣等感ばかり感じる日々。

しかもミスをすると、ずっと引きずって自己嫌悪です。

具体的に叱られたわけでもないのに、帰る際の上司の挨拶が素っ気なくて、「もう無理…」と帰りの電車で泣いたこともあります。

なぜ内向型は「仕事ができない」と感じやすいのか?

ずっと自分を責めていた私ですが、「内向型」という言葉に出会い、何冊か内向型・HSP関連の本を読んだことで考えが変わりました。

内向型HSPの人は、身を置く”環境“がとても大切なのだそうです。

たとえば:

こういう職場環境では、慎重で考えすぎてしまう内向型は苦戦しやすい。

業種にもよると思いますが、「会社」は大人数で大きな仕事を成し遂げる集団。複数メンバーでも連携をそもそも前提にした組織です。

内向型HSPの方にはつらいケースが多いと思われます。

でもそれは「仕事ができない人」なのではなく、活かし方が違うだけなんです。

内向型に向いている働き方って?

内向型、と言われると「内向きで暗い」という印象を持たれがちですが、実は内向型にはこんな強みがあります:

つまり、「人とずっと関わる仕事」や「臨機応変な対応」が多い仕事よりも、一人で進められる仕事、感性が活かせる仕事の方が合いやすいんです。

たとえば…

などなど、選択肢は意外とたくさんあります。

実際に私が環境を変えたプロセス

私は現在、在宅デザイナーとして活動しています。

会社員時代も職場の人間関係には恵まれていたと思いますが、人生に一度あるかないかのライフイベントも重なったタイミングで自分の心地よい生き方を追求しようと、退職を決意しました。

子育て中ということもあり、会社を辞めて在宅で働く道を選んだのですが、最初は「本当に稼げるのかな…」という不安だらけ。

ですが、コツコツとスキルを上げ、発信している内に「この仕事やってみませんか?」と声をかけていただくことも増えました。

内向型の特性を活かせるような働き方(ひとりで集中・丁寧・深く考える)が増えるにつれて、「できない」じゃなくて、「このやり方ならできる!」という感覚が戻ってきたんです。

無理して会社に合わせるのではなく、自分のペース・自分のスタイルで働ける環境をつくるって、内向型にとっては本当に大事だなと実感しています。

自分を責めないで、「向き不向き」に目を向けよう

まとめ
  • 「内向型だから仕事ができない」わけじゃない。
  • 合わない環境にいれば、誰でも自信を失う。
  • 一人で丁寧に進められる仕事や、感性を活かせる働き方なら、内向型でも十分活躍できる。
  • 自分を責めるのではなく、自分を知って、働き方を変えるという視点が大事

「できない自分」を責める時間って、しんどいですよね。
でもその前に、今あなたが身を置いている環境が「あなたに向いているか?」ということに、目を向けてみませんか?

まずはちょっと立ち止まって、自分の性格や価値観と向き合ってみてほしい。

そうすれば、今よりもっとやさしく働ける道が見えてくるかもしれませんよ^^

目次